展示会は、自社商品やサービスを多くの人に訴求できる貴重な機会です。iPadは、印刷された資料だけでは得られないメリットがあります。本記事では、展示会でiPadを使用することのメリットを紹介します。今後、展示会への出展を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
展示会でのiPad活用は成功のカギ?
展示会に出展する際は、iPadを効果的に活用することで、様々な恩恵が得られます。具体的な使用方法について解説いたしますので、自社の活動に取り入れてみてください。
プレゼン力を向上させ効果的な訴求が可能
iPadを用いることで、商品やサービスの訴求力が向上します。iPadは、参照したいページを素早く表示させることができます。また、物理的にもコンパクトであるため、利便性が高いです。そのため、来場者に説明する際は、スムースにプレゼンを進めることができます。
例えば、最初は商品やサービスに関する概要の資料を案内し、掘り下げた話になった際は、仕様書などの細かな情報を表示させるなど、状況に応じて使用する資料の内容を変えていきます。このように情報を的確かつ、迅速に表示することで、訴求力を発展できます。
オンラインで情報を社内共有し改善に活かせる
得られた情報をiPadに取り込み、オンラインで情報共有できる点もメリットの1つです。接客により得られた情報や来場者の特徴などは、iPadを通じて容易に共有できます。
そのため、展示会のあとに作業が増えたり、情報の抜け漏れが生じたりするリスクが軽減します。共有した情報をもとに自社商品や、サービスの改善に活用することができるので、さらなる販促強化が期待できるでしょう。
展示会への出展でiPadを活用するメリット
iPadを展示会で使用することで、実は多くのメリットを享受できます。主なメリットについて説明します。
資料を容易に更新できる
iPadであれば、社内資料を容易に更新できることができます。商品やサービスの案内に追加点や変更点が生じた場合、オンラインに接続して編集すれば、即時内容を更新することができます。
個別の商品などについてもマイナーチェンジと呼ばれる仕様変更や、ラインナップの追加が出てきた場合もリアルタイムで更新ができます。即時更新を行うことで、誤った情報の流出を避けることができるため、自社の信用維持にもつながるでしょう。
書類や資料がかさばらない
紙媒体の資料と異なり、あらゆる資料をiPadに集約できるため、コンパクトに利用できることもメリットです。物理的に資料が多いと、持ち運びが大変であることはもちろん、忘れ物のリスクも避けることができます。頻繁に展示会へ出店される企業であれば、iPadを利用することで恩恵を得られるでしょう。
事務的な作業量が軽減する
展示会が終わったあとの作業もiPadの利用により、省力化できます。たとえば、iPadにアンケートなどの入力を依頼することで、来場者のデータ集計作業を自動化できるため、作業負荷の軽減につながります。
さらに得られたデータの加工も簡単に実践できるため、その後の分析作業などにも活用できます。展示会のフィードバックに関する作業については、iPadをベースに進めることが可能です。
展示会出展でiPadを活用したいならレンタルがおすすめ
展示会でiPadを用いることで多くのメリットが得られますが、利用する際はレンタルがおすすめです。購入する場合と比べて、どのような特徴があるのか説明していきます。
購入よりもコスト削減が可能
iPadは、レンタルをすることで全体的なコスト削減が可能です。まず、購入価格よりもレンタル代金のほうが比較的安価であるため、調達コストが低減できます。その後の維持費についてもレンタルの場合はかからないため、必要な時にだけ利用できます。
また、物理的な資料にかかる印刷費などの削減にもつながります。購入することで固定費を生じさせるのではなく、レンタルにより変動費化することで、長期的な費用削減となるのです。
キッティングの手間を省ける
iPadを購入した際の「キッティング作業」をレンタル業者に委託できることもメリットの1つです。キッティングとは、タブレットなどのデバイスの設定作業を指します。
ソフトウェアなどのインストールや各種設定のための作業が必要となるため、慣れない人にとっては手間となります。そのような工程も業者に委託できるため、本業のために時間を割くことができるのです。
まとめ
本記事では、展示会にiPadを用いることのメリットや活用方法について解説しました。ひと昔前の展示会では、展開する資料は紙媒体がほとんどであり、iPadのようなデバイスはほとんど見られなかったでしょう。
しかし、iPadを有効活用することで、営業的な側面だけでなく、金銭的にもメリットがあることが、ご理解いただけたかと思います。さらにレンタルを活用することで、導入に対するハードルも下がっているのが事実です。今後、展示会などに出展される際は、iPadの活用を検討し、販促活動の質を向上してみてはいかがでしょうか。